勝物(読み)すぐれもの

精選版 日本国語大辞典 「勝物」の意味・読み・例文・類語

すぐれ‐もの【勝物】

〘名〙
① すぐれたもの。最良の品。一級品。
浮世草子好色一代女(1686)四「鰤(ぶり)丹後の一番、さし鯖も能登のすぐれ物を調へ」
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)五「聞て真実のすぐれ者ぢゃよと云ぞ」
※夜の雪(1898)〈幸田露伴〉下「さも此中傑物(スグレモノ)乃公(おのれ)なりと云はぬばかりの面して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android