勘定高(読み)かんじょうだか

精選版 日本国語大辞典 「勘定高」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐だか カンヂャウ‥【勘定高】

〘名〙
① 勘定した数量金額。しめだか。
※舗道雑記帖(1933)〈高田保〉カンシャク・サロン一寸した勘定高にはなってゐるだらう」
② (形動) 数量の多少損得などにこだわること。また、そのようす。勘定高いこと。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「さめると猫に持行て遣うと、竹の皮へ包んで帰る人は、よっぽど勘定高(カンヂャウダカ)な人さ」

かんじょう‐だか・い カンヂャウ‥【勘定高】

〘形口〙 かんぢゃうだか・し 〘形ク〙 金銭などの計算がこまかく、損得に敏感である。けちけちしている。打算的である。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「母親の勘定高いさかおくび」

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