勅版・勅板(読み)ちょくはん

精選版 日本国語大辞典 「勅版・勅板」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐はん【勅版・勅板】

〘名〙 勅命によって版行された印本。主に文祿二年(一五九三)、後陽成天皇の勅命による活字印刷の古文孝経に始まり、慶長勅版・元和勅版などの古活字版がある。勅本
随筆好古日録(1797)二一「活字神代紀 神代巻二冊、俗伝て勅板と称し、元亀帝の刻ませ玉ふと云あり」

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