助惣焼・助総焼(読み)すけそうやき

精選版 日本国語大辞典 「助惣焼・助総焼」の意味・読み・例文・類語

すけそう‐やき【助惣焼・助総焼】

〘名〙 江戸時代、江戸麹町三丁目の橘屋佐兵衛の店で売り出した菓子の名。麩焼(ふのやき)一種で、小麦粉をこねて薄くのばし、餡(あん)を包んで焼いたもの。すけそう。
※料理早指南(1801‐04)二「下屋舗之行重詰〈略〉やうかん・助惣(スケソウ)やき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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