剣塚(読み)つるぎづか

日本歴史地名大系 「剣塚」の解説

剣塚
つるぎづか

[現在地名]鳥栖市田代本町字柿添

背振せふり山地の東南端、杓子しやくしヶ峰の東方平地にある中位段丘上の東端、標高三八メートルの所に位置する。古墳時代後期、六世紀中葉前後に築成されたものと推定される。以前から知られていたが、発掘調査は実施されず、昭和四九年(一九七四)墳丘測量が行われた。佐賀県史跡。

主軸を西南西から東北東にとった前方後円墳で、前方部が西に位置している。前方部の一部が削平され、また、後円部に招魂場があったためいくぶん墳丘がそこなわれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android