刑部真鯨(読み)おさかべの まくじら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「刑部真鯨」の解説

刑部真鯨 おさかべの-まくじら

?-? 平安時代前期の官吏
天安2年(858)大宰大典(だざいのだいさかん)のとき,山城(京都府)の出雲(いずも)寺で唐(とう)(中国)から帰国した円珍をでむかえる。貞観(じょうがん)5年讃岐(さぬき)(香川県)多度郡から平安左京(京都市)に戸籍をうつす。10年左大史(さだいし)のとき伊勢神宮に派遣され,式年遷宮用の大神財宝を奉納した。円珍の姻族とおもわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android