刈菰・刈薦(読み)かりこも

精選版 日本国語大辞典 「刈菰・刈薦」の意味・読み・例文・類語

かり‐こも【刈菰・刈薦】

〘名〙 (後世は「かりごも」とも) 刈ったこも。また、それで織った敷物。かるこも。
万葉(8C後)一一・二五二〇「刈薦(かりこも)一重を敷きてさ寝(ぬ)れども君とし寝れば寒けくもなし」

かる‐こも【刈菰・刈薦】

※賀茂女集(993‐998頃)「かるこもにたままきすふるさみだれをせちにも人のおもふべきかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android