切継ぎ(読み)キリツギ

デジタル大辞泉 「切継ぎ」の意味・読み・例文・類語

きり‐つぎ【切(り)継ぎ/切(り)接ぎ】

[名](スル)
物を切ってつぎ合わせること。「フィルムを―する」
接ぎ木の一。台木の皮と木質部との境目を縦にそぎ、そこに下方を斜めに削った接ぎ穂を差し込んで密着させる方法。
勅撰集などで、撰歌後、部分的に加除訂正をするため稿本を切りついだこと。
裏打ちした書画表具地を適当な形に切り、つぎ合わせて掛け物にすること。

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