精選版 日本国語大辞典 「境目」の意味・読み・例文・類語
さかい‐め さかひ‥【境目】
〘名〙
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二「『さかい』とはナ、物の境目(サカヒメ)じゃ」
② 敵と味方が接している所。
※石見吉川家文書‐(天正九年)(1581)五月一九日・吉川経家書状「頃従二堺目一之到来に、但州七味郡え為二一行一」
③ 事柄の、自と他、善と悪、良と不良などが、それによって分別されるわかれ目。
※抱擁家族(1965)〈小島信夫〉四「自分が人間になるか、ならぬかの境目ですよ」
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