精選版 日本国語大辞典 「分て・別て」の意味・読み・例文・類語
わき‐て【分て・別て】
※竹取(9C末‐10C初)「うるはしき皮なめり。わきて誠の皮ならんともしらず」
わけ‐て【分て・別て】
〘副〙 (動詞「わける(分)」の連用形に助詞「て」が付いたもの) とりわけて。ことさら。特に。わきて。
※史記抄(1477)一五「秦ほど天下をわけてよく封建したはないと云たぞ」
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