出羽庄内三郡村々検地高辻(読み)でわしようないさんぐんむらむらけんちたかつじ

日本歴史地名大系 の解説

出羽庄内三郡村々検地高辻
でわしようないさんぐんむらむらけんちたかつじ

三冊

原本 致道博物館

解説 一冊(寛永元年庄内高辻帳)は酒井氏入国の翌年元和九年から翌寛永元年にかけて行われた総検地の結果確定した村々の高辻を、同年一〇月幕府に報告したもの。寛永三年三月付の一冊(寛永三年庄内高辻帳)・同年閏四月付の一冊(同上)はそれを補訂したものと思われるが、いずれにも村の脱漏がみられ、とくに後者は五三村に上り、その多少に応じて合計高辻も一七万―一九万石と食違いがある。しかし村高はほとんど差異がないので、互いに補完し合いながら利用することができる。田川郡・櫛引郡・遊佐郡に大別。総検地で把握されたとみられる新田新村を亥(子)ノ起として別記(寛永三年三月付の帳では村高に包含)。なお村高のなかには寺社領が含まれない。

活字本 寛永元年三月付の高辻帳は「山形県史」資料篇一七に所収。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報