凜冽・凜烈(読み)りんれつ

精選版 日本国語大辞典 「凜冽・凜烈」の意味・読み・例文・類語

りん‐れつ【凜冽・凜烈】

〘形動ナリ・タリ〙
寒気がきびしいさま。
水左記‐承暦五年(1081)一二月二七日「晴、自朝風吹、終日凜烈」
近江聖人(1892)〈村井弦斎〉満天風雪「凜冽(リンレツ)たる風膚を裂く」 〔李白‐大猟賦〕
態度気風性格などが厳格なさま。
※青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二「小野氏の詩は無機物荒廃をうたった無韻律の凜冽なリズムにうたれてみごとだけれど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android