凄切・悽切(読み)せいせつ

精選版 日本国語大辞典 「凄切・悽切」の意味・読み・例文・類語

せい‐せつ【凄切・悽切】

〘名〙 (形動)
① 悲しく身にしみること。きわめてものさびしいこと。また、そのさま。
即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉小尼公「一人の声の優れて高く又清く、一種言ふべからざる凄切(セイセツ)の調をなせるものあるを聞き出しつ」 〔皮日休‐寒夜連句〕

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