冥土の土産(読み)メイドノミヤゲ

デジタル大辞泉 「冥土の土産」の意味・読み・例文・類語

めいど‐の‐みやげ【冥土の土産】

冥土へ行く際に持参する土産。それを手に入れて初めて安心して死ねるような事物をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥土の土産」の意味・読み・例文・類語

めいど【冥土】 の 土産(みやげ)

冥土へのみやげ。それがあってはじめて安心して死ねるような、よろこばしい事柄についていう。よみづと。
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)二「末期の水をのませてくれよ。是を冥途(メイド)の土産(ミヤゲ)に、はやく黄泉の旅におもむかん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android