円山大迂(読み)まるやま だいう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円山大迂」の解説

円山大迂 まるやま-だいう

1838-1916 明治時代篆刻(てんこく)家。
天保(てんぽう)9年生まれ。尾張(おわり)名古屋の人。明治12年清(しん)(中国)にわたって徐三庚(じょ-さんこう)らに篆刻をまなぶ。わが国に両刃印刀をつたえた。大正5年死去。79歳。名は真逸。印譜に「学歩盦印蛻(がくほあんいんぜい)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例