内議・内儀・内義(読み)ないぎ

精選版 日本国語大辞典 「内議・内儀・内義」の意味・読み・例文・類語

ない‐ぎ【内議・内儀・内義】

〘名〙
① 内々の相談。内々で評議すること。また、その評議、とりきめ。
小右記‐長和四年(1015)一二月二四日「以下官青宮大夫之由、有内議
表向きでない内々のこと。内情、内心など。内証
蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)正月二八日「自寺家訴訟之条。愚以内義口入」
※玉塵抄(1563)五「公孫は宰相三公の位になって内儀はたのしうて外にはふべんななりをして」
③ 内々の規模。大がかりでないこと。また、そのような催し。
宗長手記(1522‐27)下「内儀にや、領中天神宮千句発句とて所望あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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