内田汽船

山川 日本史小辞典 改訂新版 「内田汽船」の解説

内田汽船
うちだきせん

1914年(大正3)三井物産船舶部出身の内田信也が設立した海運会社。折からの大戦景気で所有汽船を1隻から翌年16隻に増加させ,60割の配当実現資本金は当初25万円,15年に50万円,16年には一挙に1000万円に増資。山下汽船・勝田汽船とともに「船成金」と喧伝されたが,第1次大戦後の不況下にいち早く事業縮小

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android