其じゃというて(読み)それじゃというて

精選版 日本国語大辞典 「其じゃというて」の意味・読み・例文・類語

それ【其】 =じゃと いうて[=じゃてて・じゃて]

滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)五「『おろしたりあげたり、足も、こしもくたびれはてた』『それじゃて、わしがおまじゃ、どふぞかし、おりてくだんせ』」
※歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)五幕「『其御遠慮には及びませぬ〈略〉』『それぢゃと云うて、どうもお内へ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android