六郎山古墳(読み)ろくろうやまこふん

日本歴史地名大系 「六郎山古墳」の解説

六郎山古墳
ろくろうやまこふん

[現在地名]高知市大津 関

高天ヶ原たかまがはら山の北山麓、通称六郎山の、標高一八メートルの緩傾斜地にある、横穴式石室をもつ古墳時代後期の円墳石室開口も古く、古墳そのものの傷みも激しい。横穴式石室は両袖式で、石室の長さは約七・五メートル。内部から七世紀前半のものと推定される一三個の須恵器が発見された。台付壺一、壺一、坏一、坏の蓋三、碗一、坩三、高坏三である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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