六蔽・六弊(読み)ろくへい

精選版 日本国語大辞典 「六蔽・六弊」の意味・読み・例文・類語

ろく‐へい【六蔽・六弊】

〘名〙 仏語。正しく清らかな心を蔽(おお)い、六波羅蜜実践を妨げる六種悪心。すなわち、慳貪(けんどん)(ものおしみすること)・破戒瞋恚(しんい)(怒ること)・懈怠(けだい)(なまけること)・散乱(心が落ち着かないこと)・愚痴(ぐち)(無知なこと)をいう。〔法華義疏(7C前)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android