八鹿町(読み)ようかちよう

日本歴史地名大系 「八鹿町」の解説

八鹿町
ようかちよう

面積:七七・〇六平方キロ

養父郡の北東部を占める。東は出石いずし出石町、南は養父町・大屋おおや町、南西から西は関宮せきのみや町・美方みかた村岡むらおか町、北は城崎きのさき日高ひだか町に接する。町域の西端に妙見みようけん(一一三九メートル)がそびえ、町の東部を円山まるやま川が蛇行しながら北に流れる。ひようノ山に発して南部を東流する八木やぎ川は、妙見山を水源とし、同川と並行して東に流れる小佐おさ川を合せて円山川左岸に注ぐ。八木川に沿って走る国道九号が町域を横断し、同三一二号とJR山陰本線が円山川に並行して縦断しており、八鹿駅が置かれている。町域の大部分は山地であるが、円山川・八木川・小佐川流域には沖積地や河岸段丘が形成され、集落の大半がこれら低地に発達している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報