八重地村(読み)やえじむら

日本歴史地名大系 「八重地村」の解説

八重地村
やえじむら

[現在地名]上勝町あさひ

一宇いちゆう村の西に位置し、勝浦川支流の旭川が流れる。西部高丸たかまる(一四三八・六メートル)があり、その南に信義じんぎ峠がある。寛永(一六二四―四四)前期のものと推定される国絵図に「あい地村」、寛永一五―一八年頃の作製と推定される阿波国大絵図では「八重地村」と記される。正保国絵図では勝浦山坂本さかもと村のうちと考えられ、「勝浦山の内 八重地村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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