八坂寺(読み)やさかじ

日本歴史地名大系 「八坂寺」の解説

八坂寺
やさかじ

[現在地名]松山市浄瑠璃町

浄瑠璃寺の北に位置する。熊野山妙見院と号し、真言宗醍醐派。本尊阿弥陀如来。四国八十八ヵ所の四七番札所。寺伝では、河野玉興の創建で、右衛門三郎の発心した所、古くは八王寺と称したという。現存堂宇は安政四年(一八五七)再建

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デジタル大辞泉プラス 「八坂寺」の解説

八坂寺

愛媛県松山市、浄瑠璃寺の北にある寺院。真言宗醍醐派。山号は熊野山、院号は妙見院。役行者開山、伊予国司の越智玉興(河野玉興)の創建と伝わる。本尊は阿弥陀如来。四国八十八ヶ所霊場第47番札所。

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改訂新版 世界大百科事典 「八坂寺」の意味・わかりやすい解説

八坂寺 (やさかでら)

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世界大百科事典(旧版)内の八坂寺の言及

【法観寺】より

…霊応山と号し,八坂塔と通称する。飛鳥時代の創建で,古くは八坂寺と称した。《延喜式》では盂蘭盆供養料を給される七寺の一つとされ,官寺として栄えたが,1179年(治承3)祇園大衆と清水寺僧徒との合戦の兵火により焼失。…

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