八下(読み)やつさがり

精選版 日本国語大辞典 「八下」の意味・読み・例文・類語

やつ‐さがり【八下】

〘名〙
※狂歌・玉吟抄(1608)「八さかり七のまへの春雨にながめわびたる雲のはらかな」
② ①の頃、寺子屋が終って、子供が家へ帰ること。
洒落本・まわし枕(1789)「手ならい子が八つさがりといふせりふいい、ばたくさはしごをおり、かげみせのくらがりへはへる」

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