八ッ房(読み)やつふさ

盆栽用語集 「八ッ房」の解説

八ッ房

同樹種の普通種に比べ、枝葉が小さく詰まってできる品種を八ッ房性と呼ぶ。小さい寸法で大樹の相を表す盆栽に非常に適した品種である。自然交配による実生変化や突然変異、または枝変わり品種を接ぎ木挿し木で繁殖させたもの。代表的なものでは五葉松の「瑞祥」「九重」、もみじの「琴姫」「鹿島八ッ房」などがある。

出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android