入船町一丁目(読み)いりふねちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「入船町一丁目」の解説

入船町一丁目
いりふねちよういつちようめ

[現在地名]中央区入船一丁目

明治元年(一八六八)起立。通りを挟んで西は新富しんとみ町四丁目、東は新栄しんえい町一丁目、北は南八丁堀みなみはつちようぼり二丁目。入船町一―八丁目(起立時には一―九丁目)北端に位置する。入船町一―六丁目の地域は江戸時代には南八丁堀三丁目南裏の武家地で、近江彦根藩井伊氏蔵屋敷にあたる。同藩屋敷は江戸時代前期以来同所にあったが、享保六年(一七二一)頃東部に南北の道が設けられ、その東側は旗本松平氏屋敷に充てられた(沿革図書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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