入内村(読み)にゆうないむら

日本歴史地名大系 「入内村」の解説

入内村
にゆうないむら

[現在地名]青森市入内

青森平野の西端を北流する入内川の河谷にある山村大釈迦だいしやか丘陵東端に位置する入内峠(二二〇メートル)をもって王余魚沢かれいざわ(現南津軽郡浪岡町)と接する。青森から高田たかだ村を経て入内村を通り、浪岡なみおか(現浪岡町)へ至る道は、藩政期には城下弘前と青森を結ぶ道であった。

貞享四年(一六八七)検地帳に田方一町七反六畝一五歩、畑方一町七反八畝一二歩、田畑屋敷合せて三町五反四畝二七歩、村高二四・八三五石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android