元を正す(読み)もとをただす

精選版 日本国語大辞典 「元を正す」の意味・読み・例文・類語

もと【元】 を 正(ただ)

物事本来を調べてみる。
人情本・閑情末摘花(1839‐41)初「三つ蒲団の上で天鵞絨の𧝒(よぎ)にくるまって居る名妓(おいらん)も、元を正(タダ)して見ると、前栽売か夜蕎麦売の女児も有ますぜ」

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