僭乱・僭濫(読み)せんらん

精選版 日本国語大辞典 「僭乱・僭濫」の意味・読み・例文・類語

せん‐らん【僭乱・僭濫】

〘名〙 分限を越えて秩序を乱すこと。
本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉「各慎此僭濫、令天下庶民知其節制
※箚録(1706)「君臣の名固より正くして、僭乱悖逆の体とは雲泥の変りあり」 〔書経呂刑

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android