傍に人無きが如し(読み)かたわらにひとなきがごとし

精選版 日本国語大辞典 「傍に人無きが如し」の意味・読み・例文・類語

かたわら【傍】 に 人(ひと)(な)きが如(ごと)

(「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」の訓読み) そばに人がだれもいないかのように、わがまま勝手にふるまう。人を人と思わない。
東関紀行(1242頃)前島より興津「かの梶原は、将軍二代の恩に驕り、武勇三略の名を得たり、傍に人なくぞ見えける」

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