偽装・擬装(読み)ぎそう

精選版 日本国語大辞典 「偽装・擬装」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐そう ‥サウ【偽装・擬装】

〘名〙
本来の姿を別のものに見ちがえるような色や形にして、見つけにくくすること。また、そのもの。特に、敵の目標となることを避けるため、樹木その他の地形地物によく似た色や形のものでかくしたり目立たないようにしたりすること。カモフラージュ迷彩
歩兵操典(1928)第八「蔭影を利用する遮蔽偽装若は偽行動等に依り」
② 人の目をごまかすために、ある態度や行動などをすること。
故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉六「生れ落ちてからの豪放磊落人物としか見なかった程、彼の偽装は徹底し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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