偏狭・褊狭(読み)へんきょう

精選版 日本国語大辞典 「偏狭・褊狭」の意味・読み・例文・類語

へん‐きょう ‥ケフ【偏狭・褊狭】

〘名〙 (形動)
土地がせまいこと。また、そのさま。狭小。〔哲学字彙(1881)〕 〔北史‐斉高祖紀〕
② 心のせまいこと。度量の小さいこと。また、そのさま。狭量
大徳寺文書‐元弘三年(1333)八月二四日・後醍醐天皇置文「門弟相承、不佗門住、不偏狭之情、為法流、殊染宸翰、貽言於龍華耳」
文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉四「ポープは〈略〉心偏狭なり」 〔史記‐礼書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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