倍率(光学)(読み)ばいりつ

百科事典マイペディア 「倍率(光学)」の意味・わかりやすい解説

倍率(光学)【ばいりつ】

一般には光学系でできる像と物体の大きさの比。小さい線分を光軸上においたときの倍率縦倍率,光軸に垂直においたときの倍率を横倍率という。眼鏡顕微鏡の倍率は像を明視距離(25cm)につくったときの横倍率を用い,望遠鏡では像の視角と物体を直接肉眼で見たときの視角との正接の比(角倍率)を用いる。

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