個所・箇所(読み)かしょ

精選版 日本国語大辞典 「個所・箇所」の意味・読み・例文・類語

か‐しょ【個所・箇所】

[1] (連体修飾句を伴って) そういう特定のところ。その場所
民事訴訟法(明治二三年)(1890)六六一条「競売期日の公告は左の箇所に掲示して」
星座(1922)〈有島武郎〉「どこに不審の個所があるのか」
[2] 〘接尾〙 (古くは「がしょ」とも) 場所の数を示す。→か(箇)
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)四「灸をし針をつかうも四五ケ(カ)処にはすぎぬぞ」

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