精選版 日本国語大辞典 「修多羅」の意味・読み・例文・類語
しゅたら【修多羅】
〘名〙 (Sūtra) 仏語。
※法華義疏(7C前)一「経者。乃是聖教之通名。仏語之美号。然経是漢語。外国云二修多羅一」
※塩山仮名法語(1387頃)二「経に云はく、修多羅(シュタラ)の教は、月を指す指の如し」
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…なお浄土宗などでは,左肩の上に乗せるような形に着ける大五条(おおごじよう)という袈裟があり,禅系諸宗では,首に掛ける絡子(らくす)または掛絡(から)と称する五条袈裟を用いる。七条袈裟は全体の丈が長く膝の下まであり,それを左肩から左腕まで覆うように着けて右の脇の下で前に回し,修多羅(しゆたら)という紐で右胸の部分と左肩の部分を結びとめる。九条以上の袈裟もこれと同様である。…
※「修多羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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