使金・遣金・遣銀（読み）つかいがね

精選版 日本国語大辞典

つかい‐がね つかひ‥【使金・遣金・遣銀】

〘名〙

① ある目的のためにあてる金銭。その事に費やす金銭。つかいぎん。

※羅葡日辞書（1595）「Tabula〈略〉ウケトリト tçucaiganeno(ツカイガネノ) ニッキ」

② こづかい銭。つかいぎん。

※俳諧・時勢粧（1672）五「心づかひつかひがね迄玉ぎぬも〈維舟〉 しのびがよひのある下屋敷〈同〉」

出典　精選版 日本国語大辞典