作為・不作為(読み)さくい・ふさくい

百科事典マイペディア 「作為・不作為」の意味・わかりやすい解説

作為・不作為【さくい・ふさくい】

一般に人の行為のうち積極的挙動(金を支払う,人を殺すなど)を作為,消極的挙動すなわち積極的挙動をしないこと(競業をしない,検視を経ないなど)を不作為という。不作為が債務内容になったり(不作為債務),不作為が犯罪を構成する(不作為犯)場合などに問題になる。
→関連項目命令

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android