何時かも(読み)いつしかも

精選版 日本国語大辞典 「何時かも」の意味・読み・例文・類語

いつしか【何時か】 も

(副詞「いつしか」に、係助詞「も」のついたもの) いつか早く。
万葉(8C後)一五・三六三一「伊都之可母(イツシカモ)見むと思ひし粟島をよそにや恋ひむ行くよしを無み
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「いつしかも人々しくなり、おもだたしきめをも見給へと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報