佐藤正行(読み)さとう せいこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤正行」の解説

佐藤正行 さとう-せいこう

1817-1883 江戸後期-明治時代の和算家。
文化14年8月生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士藩校漢学,和算,天文などをおさめ,勘定方,のち切米方。江戸の軍艦操練所測量洋算をまなび,帰郷して家塾六合館をひらく。弘前藩校数学教授となり,維新後,弘前東奥義塾の数学教授頭,青森師範教員をつとめた。明治16年7月死去。67歳。通称常蔵。号は子竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android