佐左木 俊郎(読み)ササキ トシロウ

20世紀日本人名事典 「佐左木 俊郎」の解説

佐左木 俊郎
ササキ トシロウ

昭和期の小説家



生年
明治33(1900)年4月14日

没年
昭和8(1933)年3月13日

出生地
宮城県玉造郡一栗村

学歴〔年〕
小学校卒

経歴
軽便鉄道の缶焚き、小学校代用教員などをしたのち18歳で上京、裁判所雇員などの職を転々。大正13年「首を失つた蜻蛉」が「文章倶楽部」に懸賞当選する。この頃から加藤武雄に近づき新潮社社員となって「文章倶楽部」「文学時代」の編集をする。その一方で農民文芸会に参加し、また「文芸戦線」にも参加。プロレタリア文学でも活躍するが、昭和4年十三人倶楽部に、5年新興芸術倶楽部に参加する。主な作品に「熊の出る開墾地」「黒い地帯」「都会地図の膨張」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「佐左木 俊郎」の解説

佐左木 俊郎 (ささき としろう)

生年月日:1900年4月14日
昭和時代の小説家
1933年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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