佐夜中山・小夜中山(読み)さやのなかやま

精選版 日本国語大辞典 「佐夜中山・小夜中山」の意味・読み・例文・類語

さや‐の‐なかやま【佐夜中山・小夜中山】

静岡県掛川市東端の峠。平安時代から東海道難所一つとして知られた。五十三次では金谷日坂(にっさか)の間にある。標高二五〇メートル。歌枕。さよのなかやま。
古今(905‐914)恋二・五九四「あづまぢのさやのなか山中々になにしか人を思ひそめけん紀友則〉」

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