位相差(読み)イソウサ

デジタル大辞泉 「位相差」の意味・読み・例文・類語

いそう‐さ〔ヰサウ‐〕【位相差】

二つ振動または波動位相の差。角度に相当する量で示す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の位相差の言及

【光】より

…同一振動数の二つの光の振幅を偏光方向を含めてE1E2とするとき,重ね合わせた光の強度は,E12E22+2E1E2cosδ21となる。ここでδ21を二つの光の位相差という。二つの光の振幅と偏光方向とが等しく,山と山,谷と谷とが重なる条件は,δ21=2mπ(m=0,1,2,……)であり,このとき重ね合わせた光の強度は個々の強度の4倍となる。…

※「位相差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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