伊藤嘉融(読み)いとう よしなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤嘉融」の解説

伊藤嘉融 いとう-よしなが

1844-1864 幕末武士
天保(てんぽう)15年4月4日生まれ。肥前島原藩(長崎県)藩士平田銕胤(かねたね)に国学をまなび,梅村真一郎とともに尊攘(そんじょう)運動に参加,藩から除籍される。足利氏木像梟首(きょうしゅ)事件,長州藩外国船砲撃事件などにかかわり,鈴木重胤(しげたね)暗殺にも関与したという。元治(げんじ)元年水戸の天狗(てんぐ)党の乱にくわわり敗走,9月8日自刃(じじん)した。21歳。通称益荒(ますら)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android