伊牟田村(読み)いむたむら

日本歴史地名大系 「伊牟田村」の解説

伊牟田村
いむたむら

[現在地名]宇土市伊無田いむた

東は松山まつやま村、西北栗崎くりざき村、西は打越うちごし村、南は小曾部こそぶ(現宇土郡不知火町)、東・南・北は平坦で西は高低のある地形。東部を南北に薩摩街道が通じる。村の中央に屋敷やしき北東友田ともだ、東に水深みずふか南東九反坪くたんつぼ、南に南請みなみうけなどの字地がみえる(郡村誌)。慶長国絵図では「伊無田村」とあり、近世は松山手永に属した。正保郷帳では田方二六一石四斗余で「日損所」とあり、畠方九三石五斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android