伊勢崎町新古日記(読み)いせさきまちしんこにつき

日本歴史地名大系 「伊勢崎町新古日記」の解説

伊勢崎町新古日記
いせさきまちしんこにつき

大沢常春・星野依親編著

成立 寛政八年

原本 伊勢崎市立図書館

解説 伊勢崎町本町の大沢常春が、伊勢崎町の古代からの伝承および記録類を記述整理したものを、宝暦六年に実子新町の星野家を継いだ依親に、脱字等を改め浄書をするようにと譲渡した。依親は宝暦一〇年に浄書を始め、以後明和・安永天明および寛政八年まで、町役人として在職中に取扱った事件の記録、触書等を写し認め編纂したものである。原本美濃紙に流麗な御家流筆跡で書き記され、縦一八・五センチ、横一五センチ、厚さ一三センチに及ぶ。江戸時代中期の伊勢崎を知るため、欠くことのできない貴重な根本資料である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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