伊勢島新田(読み)いせじましんでん

日本歴史地名大系 「伊勢島新田」の解説

伊勢島新田
いせじましんでん

[現在地名]小出町伊勢島新田

魚野うおの川の右岸にある。南は虫野むしの村、東は原虫野はらむしの新田、北は佐梨さなし古新田。寛永一四年(一六三七)に一〇年期をもって開発を出願して着工、正保四年(一六四七)高田藩の竿入があって独立村となったという。天和三年郷帳では浦佐組に属し、高一六〇石一斗余。宝永五年(一七〇八)の魚沼郡御成箇郷帳(坂西謙司氏蔵)では小物成として四尺の鮭の銀一二匁余を納める。「新編会津風土記」では家数二二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android