仲春・中春(読み)ちゅうしゅん

精選版 日本国語大辞典 「仲春・中春」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しゅん【仲春・中春】

〘名〙 (「ちゅうじゅん」とも。春の三か月の真中の意) 陰暦二月の異称。《季・春》
経国集(827)一一・詠殿前梅花平城天皇〉「仲春雖暖、梅樹向驚時」
太平記(14C後)六「正慶二年仲春二日、父が死骸を枕にして」 〔書経‐堯典〕

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