仮装売買(読み)カソウバイバイ

デジタル大辞泉 「仮装売買」の意味・読み・例文・類語

かそう‐ばいばい〔カサウ‐〕【仮装売買】

株式等に関して、売買意思がないにもかかわらず、第三者誤解を与える目的で、同一銘柄の売りと買いの注文を同時に出す行為取引が活発に行われているように見せかけて他の投資家を誘い込み、株価の吊り上げを図るなど、公正な価格形成が阻害されるため、相場操縦行為の一つとして金融商品取引法で禁止されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮装売買」の意味・読み・例文・類語

かそう‐ばいばい カサウ‥【仮装売買】

〘名〙 実際には売り渡す意志がないにもかかわらず、他人と通じて行なう見せかけの売買。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android