仮綴(読み)かりとじ

精選版 日本国語大辞典 「仮綴」の意味・読み・例文・類語

かり‐とじ ‥とぢ【仮綴】

〘名〙 仮に綴じておくこと。本式にではなく間に合わせに本に仕立てておくこと。仮製本。⇔本綴
実隆公記‐文明一八年(1486)一〇月一日「自親王御方新写源氏物語料紙仮閇事被之」
浮世草子男色大鑑(1687)五「かりとぢにして、手日記此上書に初枕としるせり

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