以呂波楓(読み)いろはかえで

精選版 日本国語大辞典 「以呂波楓」の意味・読み・例文・類語

いろは‐かえで ‥かへで【以呂波楓】

〘名〙 カエデ科の落葉高木。本州の関東以西、四国、九州の山地に自生し、カエデ類のうち最も普通のものの一つで、庭木ともする。高さ一〇メートルに達する。葉は掌状に深く五~七裂し、裂片は卵状披針形で先がとがり、縁に鋭い鋸歯(きょし)がある。葉柄は細長く、若葉には柔らかい毛がある。春、葉と共に暗紅色の小花を散形状につける。果実は約一センチメートルの翼があり無毛。材は建築、器具材とする。漢名は槭(せき)。中国の楓(ふう)とは別種。いろはもみじ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「以呂波楓」の解説

以呂波楓 (イロハカエデ)

植物高雄紅葉別称

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